さて釣果には
「自分の魚と他人の魚」という考え方があります。
シーバスネットの村岡さんが言っていたことであって、
「人に教えてもらったポイントで釣っても、それは自分の魚にはならない」というものです。
そんなこともあって、私もできるだけポイントは自分で開拓して、自分でパターンを見つけるようにしています。

さてGW前半に四国に遠征してシーバス釣果は出ましたが、その後5月はほとんどシーバス釣りに行ってません

シーバス釣行記を書いてないのは釣れてないというより、釣りに行ってないからなんですよね・・・
ただあんまり釣りに行かないと状況が全く分からなくなるので、仕事帰りに2~3回ほどと、先日は名古屋港も行きました。
名古屋港ではバイトこそ2回拾ったものの釣果は無しで、結局状況もよくわからないままです(泣)
ちなみに名古屋港は
ネモさんのホームに勝手にお邪魔したのですが(笑)、トリッキーバチ(チビバチ)が半端なく居ましたね・・・
三河湾エリアでも1~2月の寒い時期にはよく見るんですが、5月にはあまり見ないだけに驚きましたね。
やっぱり名古屋港と三河湾では、けっこう違うところが多いようです。
さてそんな感じで三河湾エリアの状況もよくわからないままだったのですが、先日、Sさんより釣りのお誘いが。
その日は風向きが悪い方向に変わる予報が出てたので釣りに行く気が無かったのですが、せっかくなので行くことにしました。
なお今回の記事は、Sさんが開拓したポイントであるため、日付や潮時等はすべて伏せさせていただきます

5月某日(1日目)
Sさんと合流し、三河湾エリアのセカンドポイントに到着。
セカンドポイントは私もよく来てるけど、この場所自体は私は竿を出したことが無く、Sさんが開拓したポイントです。
いちおう潮時は内緒ですが、
普通のアングラーだったら絶対来ない潮時とだけ言っておきましょうか

しかしあるタイミングに限り、
クルクルバチが大量に抜けることをSさんが発見してるんですよね。
ただクルクルバチが抜けてもシーバスが入って来るかは日ムラがあるそうで、またボイルが出ててもスレてるのかなかなか釣れないとのこと。
ただパターンとしてはクルクルバチパターンである確率がもっとも高いので、何とかメソッドを開拓していくしかなさそうだ。
ルアーはもちろん、クルクルバチパターンでも非常に強いエリア10を選択する。
ボラかシーバスか不明だけど、やや沖でクルクルバチを捕食しているような音が聞こえてくる。
沖に向けてキャストしてみるが反応が無いので、アップクロスでシャロー帯の上にキャスト。
デッドスローリトリーブしてみる。
ガッ!!!!
シーバスがヒットしたが、バーブレスなので1秒でバラシ!!!(泣)
その後もう一回バイトを拾うが、どうも反応が悪くバイトが続かない。
やっぱり、スレているのだろうか・・・?

がしかし、ほどなくSさんが54cmをゲット!!!
ルアーはフィール120?だったかで、やはりバチパターンのヒットだったようです。
Sさんおめでとうでした!やっぱり開拓者は強いです

さてこれからだ!と思ったが、なんとこの直後に風向きが変わり、
潮流と真逆の強風が吹き荒れるようになってしまう

もっとも天気予報通りだけど、なんちゅうタイミングだ・・・(泣)
やはりこれを境にぱったりと反応が無くなり、この日はこれで終了することにした。
5月某日(2日目)
日を改めて今度は一人で、Sさんが開拓したポイントにやって来ました。
というのも前回バラシでボウズに終わってしまっているので、ど~してもリベンジしたかったんですよね

この夜は前回来た時よりもさらにクルクルバチが多く抜けていて、相変わらずボラかシーバスかわからないボイル音も聞こえてくる。
今回もまたエリア10で、表層を攻めてみる。
ポコッ!ほどなくしてエリア10でバイトが発生したけど、どうも反応がよろしくない。
もう一度だけバイトを拾うが、やはり後が続かない。
どうも、見切られているっぽいなあ・・・
ルアーをヤルキバに変更し、デッドスローからクルクルバチの泳ぐスピードまで色々とリトリーブ速度を変えてみるが、全く反応が無い。
そうなるとやはりレンジは水面になるんだろうけど、水面で速く引いても「泳がない」ルアーってなかなか無いんだよなあ・・・

というわけでここでなんと、自作5cmバルサペンシルにチェンジ。
別に意識して持ってきたわけじゃなくて、たまたまマイクロベイトパターンのポイントを攻めた日から入れっぱなしだっただけです

自作ペンシルをボイルのあった付近にキャストし、
ドッグウォークはせず、竿を立ててただ巻きしてくる。
こうするとほとんど動かず、引き波を立てながら水面を泳ぐクルクルバチの状態を演出することができる。
ガポッ!!!!
自作ペンシルのただ巻きで、ヒット!
引きの強さはそれほどでもないけど、暴れまわって素直に寄ってこないし、水面にもなかなか出てこない。
ようやく水面に出てきたところでタモでランディングするが、今夜持ってきたのはコンパクトなタモなので、引き上げ中に落下してしまう(汗)
もう一度落ち着いてファイトして、おとなしくなってきたところで再度ランディングする。

サイズは
53cmで、これでなんとか前回のリベンジ達成!です。
しかしSさんが開拓したポイント・パターンで釣った魚なので、この魚は私の魚じゃなくて、Sさんの魚です

あ、そういえば一応、今年三河湾エリアでトップ初釣果です!
まあこの使い方では、「トップで釣れた」とは言いにくいものがありますが・・・(笑)
しかしこのランディングで、ルアーフックがネットに絡まってしまい、復旧まで10分近く要してしまう

網目の細かいラバーネットは、こういうところがほんとダメですね・・・深さも無いので、さっきみたいに魚が入らないし。
家に帰ってから、普通のナイロン網に交換してしまいました。
復旧してる間に、シーバスのボイルも無くなってしまった(泣)
それでもしばらく、釣りを続けてみるが・・・

釣れてくるのは40UPのボラばっかり!!!(泣)
まあそれでも釣れるということは、クルクルバチの動きはイミテートできてるんだろうけど・・・

1回だけシーバスらしきバイトもあったが、後が続かなかったので小移動することにした。

セカンドポイントの、先ほど釣りをしていた場所より200mくらい潮上の、橋下明暗部に移動。
このポイントは正真正銘、私が開拓したポイントなので、ここで釣ったら「自分の魚」とすることができます(笑)
まずはエリア10で明暗の境に流し込んで行くが、全く反応が無い。
クルクルバチの姿はなんとここでは全く見当たらず、やはり潮下のさっきの場所で抜けてるってことなんだろうなあ・・・
反応が無いので帰る前に橋脚を攻めようと思い、マール・アミーゴII 65mmにチェンジ。
まあバチに狂ってくるくらいだから、ここには居ないとは思うけど・・・
橋脚ギリギリにキャストし、2mほど沈めてからファストリトリーブしてみる。
グン!?
なんと橋脚打ちで、シーバスがヒット!!!
しかし大きくなく、寄せてきたら40cmあるかないかというところ。
まあこれくらいなら・・・と思ってブチ抜きしようとしたら、途中で落下してしまう(泣)
しかし先ほどの場所はバチパターンだったのに、200m潮上の場所では魚パターンでヒット・・・
ちょっと離れるだけでパターンが全然違うというのも、シーバス釣りやっててたまに経験しますね

この後マール・アミーゴIIを橋脚に引っ掛けてロストしてしまったので(泣)、これで終了することにした。

結局「自分の魚」は釣れなかったのですが、三河湾エリアで5月初の釣果が出たのでうれしかったです(笑)
今年も昨年と同じく、シーバスがあまり上まで遡上して来てないので、贅沢言ってられないです。
「自分の魚」が釣れるのは、いったいいつになるのだろうか・・・?

本日のタックルロッド | ソルティーショット S600L(シマノ) |
リール | 12セフィアCI4+ C3000HGS(シマノ) |
ライン | ピットブル12 0.6号13.9b(シマノ) |
リーダー | モアザンリーダー X’treme TYPE-N 4号16lb(ダイワ) |
ルアー | 5cmバルサペンシル(自作) 他 |
テーマ:ソルトルアー - ジャンル:趣味・実用
- 2018/05/26(土) 22:44:42|
- マダカ(シーバス)釣行記
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さて、もうシーバスフィッシングを始められてる方であれば、すでにスピニングリールはお持ちかと思います。

シーバス釣りをしばらくやってみて釣れるようになってくると、
「もっとランクの高いリールが欲しい」
「予備として2台目のリールが欲しい」とか思うようになると思います。
まあ私の場合は、そう思うようになるまで6年くらいかかりましたが・・・

もし1台目のリールがハイギアではなかった場合、2台目にはハイギアのリールを私はおすすめしたいです!
◇ ハイギアの特長などここで書くまでも無いと思いますが、ハイギアは
「ハンドル1回転あたりのローターの回転が速い = 速く巻きとれる」というものになります。

上の画像は、シマノの
18エクスセンスCI4+のスペック表の抜粋になります。
ノーマルギアのC3000Mのギア比が5.0なのに対し、ハイギアのC3000MHGは6.0となっており、この値が高いほど「ギア比が高い」ということになります。
実際、ハンドル1回転あたりの最大巻き上げ長も、C3000Mの73cmに対し、C3000MHGは88cmとなっており巻き上げが速くなることがわかります。
ハイギアにはリールの型番に「H」や「HG」などの符号が付加されるので区別できます。
また特にギア比が高いものには、「XG」(エクストラハイギア)という符号が付くものもあります。
普通のギア(以下ノーマルギア)を自転車や自動車の1速だとしたら、ハイギアは2速か3速になるようなイメージです。
なので、
ハイギアにするとルアーの巻き上げは速くなるが、ハンドル巻きは重くなるということに注意する必要はあります。
例えば急な坂道を自転車の2速や3速で登ろうとすると、ペダルが重くて苦しい・・・ということを思い浮かべていただくといいかと
◇ シーバスフィッシングでのハイギアのメリット・デメリット基本的なことはこれくらいにして、シーバスフィッシングでハイギアがどんな場合に有効か書いてみたいと思います。
まあ、もちろん「ルアーを速く巻きたい」というケースばかりになるんですが・・・

まず最初に有効だと思われるのは、
ペンシルベイトの高速ドッグウォークですね。
例えば私のホームポイントでは梅雨入り頃から、コボ(ボラの稚魚)を狙ったシーバスのボイルが多く発生するようになります。
表層のコボに狂ったシーバスは普通のミノーにはなかなか反応してくれないんですが、トップにはなぜか反応がいいです。
ただしトップでも食わせるためにはいろいろ工夫する必要があって、アップストリーム・アップクロスでキャストして高速ドッグウォークさせると反応が良いんですよね。
しかし大潮の下げとかガンガン流れてしまって、アップストリームで高速ドッグウォークとか、ノーマルギアだと相当速く巻かないといけません

しかしハイギアなら無理せずとも速く巻いてくることができるので、大変重宝します。

あとは
ミノーやバイブレーションのジャーキングなんかも、ハイギアでは非常にやりやすいです。
特にデイゲームはルアーが見切られやすいので、高速なジャーキングが有効なケースも多々あります。
もっとも私は、デイゲームはほとんどしませんが・・・

しかしナイトゲームであってもジャーキングが有効なケースはけっこうあるので、そんな時にも重宝します。
あとマイクロベイトパターンの時とか、私は小さなメタルジグを使用することもあります。
メタルジグは沈みが早いので三河湾エリアだとすぐ根掛かりしてしまいますが(泣)、高速ジャークで巻いてこればまず大丈夫です。
あとシーバスには関係ないですが、アオリイカ餌木のシャクリもやりやすいです。

逆にかなり使いにくいな・・・と思うのは、引き抵抗の大きいルアーの巻き取りですね。
例えば引き抵抗の強いバイブレーションや、リップの大きいディープダイバーのただ巻きは、ハイギアだとかなり重くてつらいです(泣)
ジャーキングはロッドでルアーを引いてきて、ラインスラッグを巻き取るだけなのでいいんですが・・・

あと一番の問題なのは、
超デッドスローがやりにくくなるという点です。
例えばバチ抜けシーズン、シャローランナーの一定速の超デッドスローじゃないと反応しないケースが非常に多いです。
そんな場合ハイギアのリールで、超ゆっくりルアーを巻いてくるのはかなり厳しいです

もっとも慣れればゆっくり巻くこともできますが、特にシングルハンドルのリールで一定速で巻くのは難しいですね・・・
またバチ抜けシーズンじゃなくても、河川の落ちアユパターンでデッドスローが有効なケースもあります。
そんなこともあって、私は
1台目のリールにはハイギアはおすすめしないです

ノーマルギアでも速く巻きたかったらハンドルを速く回せばいいだけの話で(笑)、ハイギアでデッドスローするよりも簡単です。
ただしこの記事は、「2台目」をゲットすることが前提の話なので・・・
◇ ハイギアリールの選び方さてハイギアのリールを選ぶときにけっこう重要と思われるのが、
ハンドルの長さです。
ハンドルが短ければ小手先でさらに素早く巻き取ることができますが、非常にハンドルは重くなります。
ハンドルが長ければ、てこの原理で巻き取りは軽くなりますが、ハンドルを大きく回さないといけません。

上の画像は、ダイワの
16セルテートのスペック表からの抜粋で、「ハンドルアーム」の項目がハンドルストローク長になります。
ダイワもシマノも、シーバスによく使用される2500番台以上は、だいたい50mmまたは55mmのことが多いですね。
自分の釣りスタイルに合わせて、ハンドル長を選ぶといいかと思います。
ちなみに私は、シマノC3000番台のハイギア(
12セフィアCI4+ C3000HGS)に、45mmショートストロークのダブルハンドルを装着して使用してます。
正直かなり巻きは重いんですが、高速ドッグウォークはかなりやりやすいので重宝してますね

あと
16セルテート3012Hも持ってるんですが、このリールはなんとハンドル長が60mmもあります

そのため速く巻くときに腕を大きく回さないといけないのは大変ですが、デッドスローはやりやすくなってるのでこれはこれでアリかとも思います(笑)

ちなみに
シーバス用スピニングリールの選び方(2) ダイワ or シマノ編という記事でも書いてますが、ダイワとシマノは摺動方式が違います。
ダイワはレバーブレーキ機種を除くとほぼ全てが(S字)カム方式、シマノはアルテグラ以上の機種がクロスギア(ウォームシャフト)方式です。
カム方式の方が低負荷での巻き取りは数段軽いので、ハイギアで軽快なリトリーブをしたい場合はカム方式が向いてます。
クロスギアは巻き重りが大きいですが、魚を掛けた時の高負荷の巻き上げ力ではカム方式よりも優れています。
とはいえどちらも極端に大きな差は無いので、お好きな方を選べばいいかと


できれば、
1台目のリールとスプール互換のあるハイギアリールを買い足すのが望ましいですね。
1台目のノーマルギアを使わない日はそのスプールを替えスプールにできますし、逆のケースももちろんあります。
まあ別に替えスプールをさらに買い足せばいいだけの話なんですが、最近のスプールは高いですからねえ・・・
→
替えスプールのすすめハイギアはシーバスフィッシングでも有効なケースがかなり多いので、2台目を検討されてるのであれば候補に入れてみて下さい!
あ、1台目がハイギアだったという方には、ノーマルギアを買い足すことをおすすめします
テーマ:ソルトルアー - ジャンル:趣味・実用
- 2018/05/23(水) 22:00:30|
- リール
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さてGW前半は四国に行ったんですが、その後燃え尽きてGW後半は家に引きこもってました

三河湾エリアは代掻きの汚染水でドロドロで釣れないのはわかってるし、GWで釣り客がめっちゃ多いのもわかってるし・・・
こんな状態の三河湾にシーバス釣りに行くとか、そんなの私にとってはむしろ
罰ゲームです(爆)

しかし今年は代掻きが始まるのが少し早かったため、時期的にそろそろ
ナマズが釣れ出す頃です。
代掻きが始まった頃はナマズはダメなんですが、しばらく経つと順応するのか釣れ出すんですよね。
例年ならGW明けが多いんですが、今年はちょっと早まるかもしれない・・・と思い、GW最終日に行ってみました。
5/6(日)5/5(土)は最初はマダカ釣りで2ヶ所の明暗部をそれぞれ10分ほど探ったけど、ノーバイト。
いったん家に帰って、ナマズ釣りの道具に載せ替えて再出撃しました。

0:30頃、ナマズポイントBに到着。
うう~ん、ほんと酷い泥濁りだ・・・

このポイントBですが、日中だとバサーだらけになってしまう有様で、そのせいかナマズがスレてるんですよね・・・(泣)
バスなんてほんと居ないから、来てもマジでムダなんですけどねえ

釣具屋がいくらインチキ情報流そうとも、エサ釣りやってた頃から
25年以上通ってる俺の情報のが正確です(爆)
最初に来た場所は流れ込みがあり、本日はドバドバと川に田んぼからの水が流れ込んできている。
この泥水に順応してたら、すぐに出るはずだけど・・・
流れ込みの下流の護岸ギリギリに、ジッターバグ5/8oz(G650)をキャスト。
そのまま護岸沿いをカポカポとリトリーブしてみる。
パゴッ!!?
なんとキャスト一発で、ヒット!
そこそこのサイズのようでなかなか素直に寄ってこないが、久しぶりのナマズなのでじっくり慎重に寄せてくる。
足元まで寄せてライトで照らしたら、余裕の60UP!
リーダーを掴もうとランディング体制に入ろうとする。
スポッえええーっ!マジか・・・足元でバレてしまいました

ナマズなんて昨年夏からずっと釣ってないので、ほんとに久しぶりのヒットだっただけにショックが大きい・・・
周辺を探るも全く反応が出ず、移動することにした。

1:00頃、ナマズポイントAに到着。
このポイントは一級ポイントなんですが、昨年はほとんど釣果がありませんでした。
てゆうかこのポイントに限らず、この水系全般、ここ数年ナマズがかなり釣れなくなってしまったんですよね(泣)
今年もまたハズレ年になってしまうのかは、このポイントの状況次第で判断できます。
まずは下流側の岸際にジッターバグをキャストするが、出ない。
次に高ヒットゾーンの、上流側の岸際にキャスト。
岸に沿ってリトリーブしてくる。
ポッ!カポッ!小さそうなのがヒット!したけど、3秒でバラシ(泣)
ううん、またか・・・なんだかナマズ釣りから離れてたせいで、下手になってるような・・・
次に対岸の高ヒットゾーン、30mほど離れた岸際にフルキャスト。
ガポッ!!!!
こっちでもまた、ヒット!
今度はそこそこ大きいようで、激しくそこに突っ込んで抵抗を見せる。
ここではナマズが捨て石にルアーを引っ掛けて外そうとするので、竿を立ててゴリ巻きする。
しかしあえなく捨て石に引っ掛けられてしまい、ナマズが石化け!(泣)
ジッターバグも失ってしまい、
3連続バラシとかほんと冴えないわ・・・

この場所ではこれ以上反応が出ず、もう帰ろうか・・・とも思ったけど、ポイントAの状況は悪くないようだ。
もう1ヶ所だけ、ポイントAを探ってみることにした。

2:00前に、ポイントAの先ほどより上流になるポイントに到着。
正直ここはあんまりいいポイントじゃないんだけど、ポイントAが好調の時はここでも出ることがあるので・・・

ジッターバグは先ほどロストしてしまったので、イーグレット バスノイジーとかいうルアーにチェンジ。
このルアーは
480円で購入したんですが、どう見てもジッターバグの型コピーです(爆)
しかし、写真を見てのとおり浮き姿勢がダメダメです・・・
着水後、ちゃんと水面まで浮き上がるのを待たずにリトリーブ開始すると、水を掴んで潜っていってしまいます

まずは対岸の流れ出し付近にキャストするが、出ない。
次に対岸の石積みになってる岸際にキャストし、リトリーブしてみる。
カポン!ここでも、ナマズがヒット!
今度こそは絶対バラしたくないので、一気に巻き上げてその勢いで、水面からぶち抜いてしまう。

サイズは40cmくらいしかありませんでしたが、
今年第一号のナマズです!
ここまでバラシまくりだっただけに、ようやく釣果が出たのでほんとうれしいです

この後は全く反応が無く、ポイントBの上流部やポイントC、さらに別水系も探ってみるが反応が無い。
3:00頃、終了することにした。
5/13(日)5/12(土)は先日購入したシーバスロッドの試し投げのみで、翌日のナマズ釣りをメインにすると最初から決めてました。
「マダカ釣りブログ」なのに、マダカ釣りをする気が全く無いとか・・・


1:30頃、ナマズポイントCに到着。
この日は前回より20cmほど増水しており、活性としては期待が持てそう!な感じだ。
ちなみに前回はマダカ釣りと兼用するため、竿はソルティーショットS600Lを使用してました。
しかし今回はナマズ一本のため、今年ナマズ用に購入した
ソルティストBS 66MLを持ってきました。
ようやくソルティストの実戦初デビュー!です

高ヒットゾーンの流れ込み2ヶ所周辺を念入りに探るが、全く反応が無い。
うう~ん、特に釣り客が踏み入れた形跡もないし、スレてるわけじゃないようだけど・・・
この場所はあきらめて、移動することにした。

1:45頃、ナマズポイントBに到着。
ポイントBの中でもバサー密度が最も濃い場所なんだけど、この釣り座に関しては全く人が入った形跡がない。
もっとも
藪漕ぎしないと入れない場所なので、バサーの人たちはそういうことしないようです

ここには瀬があって、かなりの高確率でナマズが着いているんですよね。
瀬の左側にキャストし、瀬に沿ってリトリーブするが出ない。
次に瀬の右側にキャストし、また瀬に沿ってリトリーブしてみる。
ボッ!ポゴッ!!?
ピックアップ直前に、バイトが発生!!!
しかし油断してたのでビックリアワセ気味になってしまい、乗り切らず

ほんとに下手になってるなあ・・・良型っぽかっただけに、獲りたかった・・・
その後この周辺を探るも、反応が出ない。
先日良型をバラした水門も全く無反応で、本日は思ったより活性が低いようだ・・・
ポイントBはあきらめ、移動することにした。

2:45頃、ポイントAの一級ポイントに到着。
まずは下流側の岸際にキャストしてみるが、出ない。
次に上流側の岸際にキャストし、アップストリームでリトリーブしてみる。
ポン、ポコッ!小さそうだけど、バイトが発生!しかし乗らず。
ハリ先は当たってしまったようだけど、
このゾーンは水底変化が多いため、複数のナマズが潜んでいることが多い。
しつこくキャストを繰り返してみる。
ガポッ!!!!
さっきのヤツより明らかに大きいナマズが、ヒット!
そこそこ引きが強く、やはり潜って捨て石にルアーを擦りつけようとするので、ドラグを締め竿を立てて一気に巻き上げる。
安全なところまで寄せた後、リーダーを掴んで抜き上げする。

サイズは
61cmの、まさにナマズといった格好いい体形?のナマズでした

これでソルティストBS 66MLの
入魂完了ですし、強いパワーで主導権を渡すことなく巻き上げ出来ました!
シーバスのトップも面白いけど、ナマズはもっと難しいだけに釣れると感慨深いものがあります(笑)
ところが、困ったことにペンチをどこかに落としてきてしまった

フックを完全にくわえてしまっているため、苦労してなんとか指で外すハメに・・・
バーブレスなのでよかったけど、もしカエシ付きだったら絶対外せなかったでしょうね。
まだ釣れそうな場所は多数残ってるけど、ペンチが無いのは困るのでここで終了することにした。

2回にわたってナマズポイントを巡ってみて感じたのは、
ここ数年の中では一番いい年になるっぽいです。
まあここ数年がひどすぎただけで、全盛期と比べたら全然ダメなんですけどね・・・

それでも今年は釣りの選択肢にナマズを入れられることがわかったので、今後が楽しみです!
本日のタックルロッド | ソルティーショット S600L(シマノ) ソルティストBS 66ML(ダイワ) |
リール | Cy.(サイ) 2500改(ダイワ) |
ライン | ハードコアX4 1.5号25lb(デュエル) |
リーダー | モアザンリーダー X'treme TYPE-N 7号25lb(ダイワ) |
ルアー | イーグレットルアーBOX ノイジー(プロトラスト) 他 |
テーマ:釣り - ジャンル:趣味・実用
- 2018/05/16(水) 21:04:02|
- ナマズ釣行記
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さて先日の
四国遠征では、ヒラセイゴだけど四万十川で初釣果も出て、だんだん釣る方法がわかってきた・・・気がします

そうなってくると今度は四国でランカークラスや、アカメも狙ってみたい・・・という欲もわいてきました(笑)
しかし手持ちのタックルは、ほとんど三河湾エリアのマダカクラス(40cmまたは50cm以上~70cm未満)を狙うためのものばかり。
三河湾はベイトが小さいので小さなルアーじゃないと反応しないことも多く、LL~MLのシーバスロッドをメインにしてます。
河川でメインで使用しているのは
モアザンブランジーノ95MLですが、これは実質的にLMLくらいの硬さの竿なんですよね。
ランカーを相手にするのも、21gを超えるルアーをキャストするにもパワー不足は否めません。
まあ三河湾エリア内で使用するならベストなスペックではあると思うんですが・・・
↓現行だと94LMLが一番近いスペックでしょう硬い竿はサーフ用に
モアザンAGS 109MMLを持ってるんですが、これはレングスが10'9"もあって取り回しが良くないです

これだけ長いと、トップウォータープラグにアクション付けたりとか、ミノーのジャーキングはやりにくいんですよね・・・
そんなわけで、長すぎずそこそこの硬さがある竿が欲しくなってきました。
ただ、使用用途はかなり限定されるので
できるだけ安い竿で・・・という条件で探したところ(笑)、こんなのが見つかったので買っちゃいました。

メジャークラフトの
スカイロード962M(SKR-962M)を購入しました!!!
価格は保証書無し特価で
10,394円という爆安価格でした

ちなみにもちろん、メイドインチャイナです(笑)
ただ買ったショップがやや詐欺まがいで、「送料650円」と書いてあったのに、
送料が後から勝手に1,400円に変更されてしまいました

(ちなみに今でも送料表記は修正されず、650円のままになってます。)
運送業者を勝手に佐川に変更するわ、配送時間指定していたのに無視して送って来るわで、ここでは二度と買いません・・・
買ったのはYahoo!ショッピングでしたが、この業者、amazonにも出品しているので要注意ですね。

まあそれはさておき、スカイロード962Mはミディアムアクションのシーバスロッドです。
正直、私はメジャークラフトはあんまり好きじゃないんですが、これだけ安ければ買ってもいいと思いますね(爆)
メジャクラのラインナップはよくわかってないですが、スカイロードはおそらくクロステージのひとつ上のランクになるんじゃないかと思います。
いつの間にかKGエボリューションが消えてたと思ったら、トリプルクロスが復活してたりとよくわからないです(笑)
適合ルアー重量は15~42gと、正直三河湾エリアでは使いどころが無い?硬さかと思います
メジャークラフトは他メーカー平均より若干硬めなことが多いんですが、この竿に関してはそんなに硬くないです。
もっとガチガチな竿を期待してたんですが・・・やっぱり調子を確認せずに、通販で買うのは博打ですね


相変わらずメジャークラフトは竿の自重を公表してませんが、実測値では約
151gでした。
私の持ってるモアザンAGS 109MML(145g)より重いんですが、モアザンが軽すぎるだけで、9'6"のミディアムアクションとしてはむしろ軽い方です。
(参考までに、ラテオ96Mは155g)
私が買った最初のシーバスロッドはダイコーのプレミアブロス902Lでしたが、9'0"のライトなのに170gもありました。
今ではエントリークラスのシーバスロッドであっても、本当に軽くなりましたね・・・

ガイドはもちろんオールSiCのステンレスKガイドとなってます。
へ~、と思ったのは、
導入ガイドとその上の2つのガイドがダブルフットになってるということでした。
今まではMML以下のシーバスロッドしか持ってなかったので知らなかったのですが、スピニングのシーバスロッドでもダブルフットあるんですね

これを見てたらショアジギングもやってみたくなってきました(笑)

私がメジャークラフトを気に入ってないのは、総じて
グリップが長すぎるというところです。
9'0"の
クロステージ904Lなんて、モアザンAGS 109MMLよりもグリップが長かったですからね・・・

ただ今回は、重いルアーを背負って投げることも想定しているので、グリップが長いことは織り込み済みで購入しました。
これだけグリップが長いと、実質的な長さは9フィートくらいしか無いんじゃないかと思いますね(笑)
ちなみにスカイロードのシーバスモデルはほとんどコルクグリップだったんですが、この962Mと1002MはなぜかEVAグリップになってます。
実はこれ、ショアジギングモデルのSKR-962LSJと全く同じ製品を、シーバス用として売ってるだけなのでは・・・?


トップガイドは相変わらずのオーシャントップガイドで、なんかメジャークラフトはここにこだわりでもあるんでしょうか?
正直、重いだけで糸絡み抑止効果も無いので、やめて欲しいんですが・・・


さて実際の調子などを確認するには試し投げしてみるのが一番!なので、矢作川で試し投げしてきました。
しかし矢作川、そこら中
アングラーだらけで、試し投げをしたいだけなのにその場所を確保するのも大変でした

こんな全然釣れない川にアングラーがわんさとやって来るのは何でなんでしょうか???(笑)
もっとも私もかつては良く通ってましたが、これだけ釣り客が激増してしまっては行く気も失せます・・・
ルアーは9g弱のエリア10から、30gのギャロップ(メタルジグ)まで持って行って試し投げしました。
テーパーアクションはカタログ上ではレギュラーとなってますが、体感的にはレギュラーファストとレギュラーの中間くらいに感じました。
同じメジャークラフトのクロステージ904Lと似た感じでしたね。
まずは20gのサスケ裂波、22.5gのタイドミノー145 SLD-Sから試してみましたが、思ったより飛距離が伸びません。
普段使ってるモアザンブランジーノ95MLと比べるとブランクが太いため、振り抜けがちょっと悪い感じがしますね・・・
まあ、ブランジーノと比べるのは間違ってるとは思いますが

ところが意外なことに、
20g未満のルアーの飛距離がけっこう出るのには驚きました。
15gのブルースコードIIはもとより、適合重量以下のプガチョフコブラ・クルビット(12g)も、軽く振っただけでぶっ飛んでいきます!
さすがにエリア10は苦しくはありましたが(笑)、実用できる飛距離は出ていました。
これはちょっと意外でしたね・・・三河湾エリアでも使えそうな気がします(笑)
30gのメタルジグはさすがに、100mは超えると思われる飛距離は出てました。
これ以上重いメタルジグは持ってないので不明ですが、40gくらいまでは使えそうな気はしますね。
ライトショアジギングくらいならこなせてしまいそうです。

しかし私にとっては非常に重要な(笑)、ペンシルベイトの高速ドッグウォークのやりやすさですが、これはちょっと重かったです。
もっとも長すぎるモアザン109MMLよりはマシですが、モアザンブランジーノ95MLと比べると、かなり重く疲れてしまいます。
これはブランジーノはチタンガイド、スカイロードはステンレスガイドということで違いが出てるのかもしれませんね・・・
あと、キャスト後のティップのブレの収束は、やはりAGSと比べると遅いです。
感度は、矢作川なら当たり前なんですが全くのノーバイトだったので(爆)、よくわかりませんでした。
ただ、
リトリーブ中にアマモが引っ掛けた感触がはっきり伝わってきたので、スカイロードはかなり感度はいいのではないかと思います!
モアザンブランジーノ95MLだと感度はあまり良くなくて、アマモくらいではルアー回収するまで気づかないかもです・・・

アキュラシー性能に関しては、ストラクチャー打ちとかはしてないのでわかりませんでした。
まあ、この竿でピン打ちすることはまず無いと思うので、調べる気も無かったんですが(笑)
(2018/06/12 追記)
ピン打ちではありませんが、琵琶湖で岸際打ちをしました。
アキュラシー性能は悪くはなく、実用にも十分な性能がありました!
リールは16セルテート3012H(270g)と合わせましたが、タックルバランス的にはバッチリでした。
ルビアスとかストラディックCI4+とか、軽すぎるリールだとかえってバランス崩れそうなので、260~300gくらいがいいかもですね。

ディアルーナBS S610Mを折ってしまって以来、ミディアムアクションの竿の手持ちがありませんでしたが、ようやく手持ちに復活しました!
モンスター級を狙うには力不足な感じはしてますが、まあ私に釣れることは無いのでいいでしょう?

とりあえず昨年は行けなかった、ビワコオオナマズ狙いに今年は行って使ってみたいと思ってます!
テーマ:ソルトルアー - ジャンル:趣味・実用
- 2018/05/13(日) 00:10:20|
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四国遠征2018GW 1日目今回の四国遠征1日目は高知市内と四万十川で竿を出し、そのまま四万十川の河川敷で仮眠。
5/1の2日目の朝マヅメはどこで竿を出そうか迷ったけど、6年前に行ったことがある場所に行ってみることにした。

朝マヅメ前の4:00過ぎ、四万十川の支流にあたる河川に到着。
季節は違うけど、6年前にここでボイルを見てるので気になってるんですよね。
ところが・・・
先行者、あり!(泣)まさかこんなド浅くてマイナーなところで、ウソだろ・・・

先行者はブッコミ師のようで、モロに竿を出したかった場所に陣取ってしまっている。
マジか・・・こんなところで先行者に悩まされるとは思いもよらなかった(泣)
しかし夜明けまではそんなに時間は無く、移動している時間は無いので周辺で竿を出すことにした。
風向きは川流れと真逆でわりと強く、ドシャローであるためかやはり逆流してしまって状況は良くない。
それでもベイトは多いようなので、自作ペンシルやTDペンシルなどで探ってみるが、全く反応がない。
やっぱり、竿を出したかったところで出せないのが痛すぎる・・・

結局、夜明けを迎えても全く反応が出ず、ブッコミ師も帰らないので終了することにした。
ほぼ入れ替わりで後行者の人が来たので車のナンバー見たら、なんと札幌ナンバー!
また、とんでもなく遠くから来てますね・・・上には上がいる

とりあえずこれから夕方まで行くあてもないので、適当に愛媛方面に向けて車を走らせる。
途中の宿毛で、過去に竿を出した漁港とかを見に行ってみるが、非常に釣り客が少ない!
よく釣れる漁港なのにもかかわらず釣り客は3人しかおらず、これが
愛知だったら200人は来てもおかしくないのに・・・

ほんとに、こっちの人は釣りという面に関しては恵まれてますねえ。
エサ釣りのポイントは豊富だけど、シーバスポイントに関しては川が少ないのでこれといったポイントが見つからない。
少し仮眠した後、今夜竿を出す予定のポイントにもう行ってしまうことにした。

12;15頃、愛媛県西部の岩松川に到着。
ここ近年、四国に遠征する時はボウズ逃れのため?ほぼ毎回来ている釣り場だ

川と言ってもここはほとんど海で、エサ釣りをするのには非常に向いてるんですよね(笑)
エサ釣りで竿を出す予定なのは夕方からだけど、特に眠くも無いので少しルアーで探ってみることにした。
ここはキビレが居るので、ひょっとしたらルアーでも釣れるかもしれない・・・?
ルアーはクロダイポッパーである、ジャクソンのR.A. POPをチョイス。
岸際を中心に探っていくが、全く反応がない。
てゆうか岸際見てると、
40cmオーバーのクロダイやグレが通り過ぎていくのが見えるほど魚影が濃いんだけど・・・

グレはともかく、クロダイの鼻先を通しても完全無視のこのポッパー、本当に釣れるんだろうか・・・?
ジャバッ!沖合で、明らかにボラのジャンプ音とは違う、水面を叩く音が発生!?
水面であんな出方をするのはフィッシュイーターくらいしか考えられないけど・・・もしかして、タイリクスズキ???

ボイル?地点は50mくらい先なので、今回持ってきた中で一番飛距離の出るプガチョフコブラ90にチェンジ。
ボイルがあった地点に向けてキャストしてみるが、全く反応がない。
ボイルは下げ潮に乗って少しずつ川下へ移動しているようで、岸からの距離はほぼ同じところだ。
ボイルがあったところにキャストしても反応が無いので、
次にボイルが出そうなところにキャスト。
たまにポーズを入れつつ、高速ドッグウォークしてみる。
ガポッ!バイトしてきた!が、乗らず

この後はボイルもほとんど出なくなってしまい、ルアーで狙うのはあきらめることにした。
う~ん、惜しかった・・・
この後はどうしようか迷う。
本来ならば夕方から夜明けまでガッツリ夜釣りをする予定だったけど、翌5/2は平日なので高速道路のETC割引が効かないのだ。
ほんと、GW中くらい融通利かせて割引しろよな・・・

ETC深夜割引であれば平日でも効くけど、そのためには0:00~4:00の間に料金所を通過(または本線上を通行)しなければならない。
距離が長いだけに、ETC割引があるか無いかで3,000円以上違ってくるので、これは重要だ・・・
というわけで予定を変更し、日中からエサ釣りを敢行することにしました

これでなんとか、0:00までにはエサも使い切れるはず・・・?
釣具屋に行って青虫1,000円分を購入し、15:00からエサ釣りを開始することにした。

本当はウキ釣りでやりたかったけどかなり向かい風が強く無理なので(泣)、今回もブッコミ釣りでやることにした。
ちなみにこの竿は、今は無き?リョービのカーボマスターSS-II 15-360という、20年くらい前の投げ竿です。
かつては波止でのちょい投げからコイの吸い込み釣りまでフル活用してた竿で、久しぶりに持ってきました

リールはダイワのスプリンターX 3500-Cで、これも同じくらい古いリールですがまだ現役です!(笑)
まずは普通のブッコミとは異なり、胴突き仕掛けにして底から少し浮かせてみることにした。
ところが・・・なんと1時間以上まったくアタリが無く、エサも取られない!!!(泣)
うう~ん、見えるほど魚影が濃いというのに、どういうわけだ・・・?
まあ、警戒心の強いクロダイやグレは無理かもしれないけど、ジャミアタリすらないとは・・・


このままではらちが明かない!ので、ルアーロッドも取り出し2本竿にすることにした。
ちなみに仕掛けは、いつものリーダーに中通しオモリ3号とゴム管を通し、サルカンを結節。
その先に2号ハリス(いちおう砂ズリつき)とハリ(丸セイゴ14号)をつけただけの非常にシンプルな、完全ベタ底のブッコミ仕掛けです。
遠征時にルアーしか持って行かなかった場合、エサを買ってボウズ逃れするにはいい仕掛けなので、おぼえておくといいかもしれません?

この仕掛けに青虫を1尾掛けして、魚の回遊ルートに投入してみる。
ブルブルッ!!?
今まで全く反応が無かったのに、このブッコミ仕掛けでは投入して即ヒット!
小さいけど銀色の魚体が見える・・・これは本命のキビレか???

しかし釣れてきたのは、20cmくらいの
ヘダイでした・・・
何でしょう?このヘダイという魚の
「お前じゃない」感は、どんな魚と比べてもトップクラスのような気がするんですけど

クロダイの外道として嫌われてるけど、クロダイより美味しいんですけどねえ(笑)

この後は20cm前後のヘダイとクサフグのラッシュとなり、休む間もないくらいの入れ食い状態となる

何しろ仕掛けが底に着く前にもアタって来る有様で、コマセも打ってないのにブッコミ釣りで入れ食いとか、ほんとありえんわ・・・
しかしクサフグが増えてしまったため頻繁にハリスを噛み切られてしまい、ハリの結び直しでどんどんハリスが短くなってゆくハメに(泣)
とにかくこのペースでは本命の夜釣りまでエサが持たないので、1本竿にして青虫も小さくつけるように変更する。

うっすら明るい19:00頃まではヘダイ、クサフグラッシュが続いていたけど、真っ暗になると途端にアタリが出なくなってしまう。
ちょうど満潮潮止まりで潮が止まってるということもあるけど、ここまで変わるものなのか・・・?
まあ忙しすぎたから、むしろこの方がいいんだけどね・・・

ここからキビレを狙うべく、2本竿に戻し、青虫を房掛けにして回遊ルートに投げ込んで放置しておくことにした。
ジジーッ!!?
ほぼ熟睡状態に入っていた20:00頃、激しいドラグ音に飛び起きた!(笑)
しかしアタリの激しさとは裏腹に、引きはかなり弱い・・・なんだろう???

釣れてきたのは25cmオーバーの、かなり大きなキスでした!
いや、こんな大きいキスは久しぶりなので、セイゴでも釣れたんじゃないかと思いましたよ・・・

ちなみに今回はクーラーボックス持ってきてたので、持ち帰って刺身で食べましたが非常に美味しかったです。
この後はヘダイとクサフグがぽつりぽつりと釣れてくる状態が続き、本命のキビレは今夜はダメみたいだ・・・
ただ過去の釣行ではキビレが出てたのは上げ潮の時だったので、上げ潮で竿を出したらわかりませんけどね。
ジジジジジーッ!!!!
21:00前、再び激しいドラグ音が鳴り響く!
引きはかなり強いし、これはついに今夜の本命か・・・?

がしかし、釣れてきたのはミニサイズのアカエイでした

こうやって顔?だけ見ると、ちょっとかわいいんですけどね

もちろん、毒針は折ってリリースしました。
ここから30分以上、なんと全くアタリが無くなってしまう。
まあ夜釣りのブッコミ釣りなら当たり前、てゆうか三河湾だったら一晩中ノーバイトも珍しくないけど・・・

雨も強くなってきたし、エサも使い切ったので21:45頃に釣りを終了し、仕掛けを上げてしまうことにした。
仕掛けを上げると・・・あれっ?

2本竿にそれぞれ、ヘダイとクサフグが掛かった状態になってました(爆)
竿先にケミホタルはつけないで、ドラグ音だけでアタリを取ってたから乗ってることに気付かなかった・・・
そりゃ、長時間アタリが無いのも当たり前です

そしてここから、距離にして600km以上、10分間トイレ休憩・給油しただけで一気に愛媛から愛知まで帰ってきました(笑)
↑名港西大橋が見えるとなんか帰ってきた気がします今回の四国遠征は、シーバスもいちおう釣れたし、エサ釣りでお土産(ヘダイだけど)もできたので悪くなかったと思います!
でもできたら今度は、今回釣れなかったキビレか、タイリクスズキを釣ってみたいなあ・・・
本当はアカメも釣りたいけど、私のレベルだと無理そうなので
テーマ:釣り - ジャンル:趣味・実用
- 2018/05/06(日) 18:47:08|
- 遠征釣行記
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GW初日は予定変更で名古屋港に行ってしまいましたが、翌日から予定通り四国に出発することにしました。
なんかもう四国は行き過ぎてて、最近では遠征感が薄くなってきてますが・・・

いつものことだけどあんまり予定とかも立ててなくて、まずは高知に行って竿を出して、次に愛媛に行くというだけ。
思い付きで行く場所を決めるので、宿の予約もできないんですよね。
4/29の21:00前に、自宅を出発する。

最近、後方にもドラレコをつけたんですが、いきなり知立バイパスで煽り運転に遭遇する

煽り運転は最近厳罰化されたんですが、三河の田舎DQNはそのことを知らないですからね・・・
ちなみにドラレコと言っても専用品じゃなくて、4,000円台の激安偽GoProを後ろにつけてるだけです(笑)
↓まさか、2,000円まで値が落ちるとは・・・トイレ休憩しただけで500km以上走り続け、翌4/30の2:30頃、高知市内の小河川に到着。

このポイントは昨年釣果が出てて、まずは1尾だけでも釣り上げて最低限のノルマは達成したいので来ました

潮時としては上げ4分といったところだけど、さすが四国と言ったところで、上げ潮なのにかなりの流れが出ている。
ほんと、上げ潮だとほとんど動かない三河のショボ河川とは全然違います。
ポシュッ!かなりの量のベイトが居て、もうすでにボイルが出てる!!!
ここに来た一番の目的は、
トップでシーバスを釣りたいというのが一番大きいんですよね(笑)
何しろ、三河湾より1ヶ月以上も早くトップで出ますからねえ・・・
まずはもちろん、実績のある自作5cmバルサペンシルでボイルのあった付近を探ってみるが、全く反応がない。
ボイルの頻度もかなり低いし、まだ潮位が低いので至る所で干上がっていて、攻められるところも少ない。
やむなく、橋下明暗部のある場所に小移動することにした。

3:00頃、潮上にある橋下明暗部に到着。
ボシュ!
ジュポッ!橋下明暗部の
潮下側の明暗の境付近で、頻繁にボイルが出てる!!!
う~ん、昨年も見たけど、潮下側でここまでボイルが発生しまくるのは地元でもほとんど無いことだ。
こういう場合、普通の明暗に流し込む釣りはできないので困るんですよね・・・

しかも困ったことにここは杭だらけなので、昨年は結局攻めきれずあきらめてしまった経緯がある。
しかし今のところ期待ができるのはこの場所しかないので、ここで何とか釣り上げるべくトライしてみることにした。

ルアーは自作(大失敗)5cmバルサペンシルをチョイス。
暗部にアップクロスでキャストし、明部へと高速ドッグウォークしてみる。
ボッ!!!!
自作ペンシルに、ヒット!
小さいようなので、杭に回られないような巻き上げコースを選んで、一気に巻き上げてブチ抜いてしまう。

サイズは43cmと小さかったですが、
トップで今年初ヒットなのが本当にうれしいです!

あとこれで、四国でシーバスを釣るという今回の最低限のノルマは達成しました(笑)
しかしもうトップで出るとはねえ・・・ほんとこっちに住んでる人は恵まれてると思います。
さらに追加すべくトップで攻め続けるが、たまにミスバイトはあるものの、ほとんど反応してくれない。

引っかかってきたベイトを見てみたらどうやらボラの稚魚で、サイズは3cmくらいしかない。
マイクロベイトパターンか・・・これだと5cmペンシルでも大きすぎるということです

試しにTDペンシル7cmにチェンジしてみると全く反応が無く、やっぱりルアーが大きいとダメなようだ。
今回持ってきたルアーで小さいものは自作ペンシルしかないので、ひたすらこれを投げ続けることにした。
ボシュッ!!!!
10分後、今度はチャートバックの自作ペンシルにヒット!
さっきより大きいらしく素直に寄ってこないが、苦労するほどでもない。
沈み杭もあるので竿を立ててエラ洗いをわざと誘発させ、テイルウォークのタイミングで護岸に抜き上げてしまう。

サイズは
55cmで、実は四国では初の50UPだったりします!

しかしこんなに魚影が濃いのに、誰もアングラーが居ないとは・・・
まあ地元の人は、これくらいのサイズのシーバスには見向きもしないのかもしれませんね。
この後もルアーを投げ続けるが、やっぱりほとんど見切られてしまっているようだ。
シーバスが水面近くまで出てくるところがたまに見えるので、動きを観察してみる。
するとどうやら、
ルアーより先に潮下に回り込み、振り返ってじっとルアーを見て見切っているようだ。
う~ん、潮下明暗のシーバスはこんな動きをしてるのか・・・明るいので簡単に見切られてしまうし


3:30頃になんとか30cm台を追加するが、残ったシーバスには見切られてしまっているのか全く反応がない。
マイクロベイトにはめっぽう強いスーサンやクルクルでも全然ダメで、この明暗はあきらめることにした。
岸際を中心に探り歩いていくが、上げ潮なのにやたらとゴミが多くて攻めきれない。
これはまいったなあ・・・やむなく、あまり竿を出したことが無い上流側の明暗に移動。
明暗にルアーを投げつつ、橋下へと近づいていく。
ドッボーン!なんと護岸が途切れているのに気づかず、川に落下!!!(死)
すぐに這い上がったけど、首から下は水浸しに・・・

ほんと俺って、何回川に落ちてるんだろう・・・?
こんな状態では釣りは継続できないので(泣)、ここでの釣りは終了することにした。

まあこんなこともあろうかと着替えは持ってるので(笑)、コインランドリーで濡れた衣類を洗濯して次の目的地を目指す。
ところで愛知は運転が日本一荒いとか言われてるけど、そんなことは無いと思います。
正直、
四国を運転すると、愛知を走り慣れた俺でも怖いですからね

愛知はある程度危険運転を予測できるけど、四国はまったく予想のつかない動きをするので・・・
ともあれ途中で仮眠などしつつ、11:30頃、次の目的地である四万十川に到着!

四万十川は6年前に四国に初遠征した時と昨年にも来てるけど、まだ釣果が出てなくて心残りだったんですよね。
とはいえ川幅は非常に広いし、わりと急深なのでなかなかいいポイントが見つかりづらいんだよなあ・・・
6年前、ボイルが出る場所は見つけたけど、直後にエサ師が車で乗り付けてきて水面を照らしてしまい、台無しになってしまった

今回もその場所は候補の一つだけど、また同じことになっても困るからなあ・・・
そんなわけで周辺で、良さそうな場所を探索することにした。
すると6年前にボイルが出た場所に似てるけど規模が大きく、ドシャローもある場所を発見!
エサ師の車に入られることも無さそうだし、ここなら暗くなってきたらトップで出るかもしれない・・・
てゆうか、本当に
トップにこだわりすぎですね

さすがにここではデイゲームは厳しそうだし、ここまでまともに寝てないし、仮眠して日没を待つことにした。

日没までかなり時間はあるけど、18:00頃に釣りを開始することにした。
シャローにはベイトがかなり多く居て、暗くなったらシーバスが捕食しに入ってくるかもしれない。
ベイトはまたもやかなり小さなボラの稚魚のようで、またマイクロベイトパターンか・・・
ボシュ!けっこう薄暗くなってきた19:00頃、予想通りシャローでボイルが発生!
さっそく自作ペンシルをキャストしてみるが、全く反応してくれない(泣)
しかもボイルはこの一発だけで、その後は全く出なくなってしまう。
う~ん、ベイトは騒がしいし居ると思うんだけど・・・
TDペンシル110Fで沖合を狙ってみたり、ボイルが出てた付近まで移動してみたりするも全く反応がない。
う~んダメか・・・しかし時合いはまた来ると思うので、車に戻ってしばらく休憩することにした。

だいたい下げ5分の21:45頃、また水面に戻ってみる。
予想が当たってるのであれば、
シャローからベイトが出てくるので、シーバスが待ち構えてるはずなんだけど・・・
ポシュッ!明らかに小さそうではあるけど(笑)、セイゴっぽいボイルがやはり発生!
ボイルが発生した付近に向けて、自作5cmバルサペンシルをキャスト。
高速ドッグウォークしてみる。
ジュポン!やはりボイル地点で、ヒット!!!
しかしやっぱり小さいので、一気に巻き上げてきてしまう。

サイズは30cmくらいでしたが・・・これってもしかして、
ヒラスズキじゃないでしょうか???
今までそれっぽい体形のを釣ったことはありましたが、これは体色とかが明らかに見慣れたマルスズキと違う気がします

ともあれこれでようやく、四万十川初釣果!です。
ちなみにひそかに、
呪われたリールである16セルテート3012Hの初釣果だったりします(笑)
この後も追加を狙ってみるがボイルもヒットもこれっきりで、後が続かない。
このサイズだったら、マルスズキだったら連発してもおかしくないんだけどなあ・・・群れを成さないとか???
22:30頃、さすがにあきらめて終了し、明日の朝マヅメに備えて仮眠することにした。
→
四国遠征2018GW 2日目(主にエサ釣り)につづく
本日のタックルロッド | ラグゼ・ソルテージチータ76ML(がまかつ) クロステージ CRK-904L(メジャークラフト) |
リール | 12ヴァンキッシュ C3000SDH(シマノ) 16セルテート3012H(ダイワ) |
ライン | ラピノヴァX マルチカラー 0.8号17.8lb(ラパラ) アバニシーバスPE マックスパワー 1号18.1lb(モーリス) |
リーダー | トヨフロンLハード 4号(東レ) トヨフロンスーパーL・EXハイパー 5号(東レ) |
ルアー | 5cmバルサペンシル(自作) 他 |
テーマ:ソルトルアー - ジャンル:趣味・実用
- 2018/05/03(木) 00:56:49|
- 遠征釣行記
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